アービトラージ手法

アービトラージとは?

アービトラージ(arbitrage)とは、日本語で「裁定取引」という意味を表す言葉で、「鞘取り」と解されることもあります。アービトラージは、異なる2つの市場の価格差を利用して利益を得ようとする取引です。
たとえば1個100円で売られていたりんごを購入し、違う場所で1個140円で売れば40円の利鞘を得ることができますし、日本国内で安く仕入れた醤油を海外で高く売れば、その価格差が利益となります。
つまり、同じ価値を持つ商品を一方の市場で低い値段で買い、他の市場で高く売ることで成立するのがアービトラージなのです。

このアービトラージは、為替市場や先物取引、海外のブックメーカーで行なわれているスポーツ・ブックによる賭博などでよく使われている手法です。為替市場の場合は、円をドルに、ドルをユーロに、ユーロをまた円に、と売買を繰り返すことで、最終的に利鞘を稼げる可能性がありますし、先物市場の場合は現物と先物の高いほうを売り、安いほうを買うことで利益を得ることができます。
これがアービトラージです。スポーツ・ブックの場合は、Aチーム対Bチームというサッカーの試合があった場合、どちらが勝っても儲けが出るように、複数のブックメーカーでオッズを計算しながらどちらにも掛け金を払うことで、配当を得るというアービトラージになるのです。
このように、さまざまな金融取引の中で、価格差を使って利鞘を得る手法のことを、アービトラージと言います。

 
 

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